
昨日は、昼から高砂市民会館へ。
お目当ては、大好きな落語家・桂二葉さんの独演会です。
約1000人を収容する文化会館の大ホールは、開演前多くの高齢者(自分も含む)から高揚感に包まれていました。開演3分前に袖の方から二葉ちゃんが出てきて、開演前の注意事項を面白く話されました。落語では良くある携帯電話の着信音について、ここでも笑いをドットとり、開演へなだれ込みます
本日の演目
- ピンの看板
- 子は鎹(かすがい)
- 青菜
三席とも、これまで一度は耳にしたことのある古典落語ですが、
二葉さんの語り口はいつも新鮮です。
特に高めの声と明るい調子は、軽妙な笑いを引き立てます。
演目は喜楽館や繁盛亭では終わってから外に張り出されるのですが、ここではそれはなく聞き及んだ話なので調べました。
「子は鎹」でほろっと
この日のハイライトは、やはり「子は鎹」。
親子の情愛を描く人情噺ですが、二葉さんの手にかかると、
子どもの「虎ちゃん」が、他の落語家の描く虎ちゃんとはひと味違います。
子どもらしいあどけなさと健気さが際立ち、押しつけがましくない自然な情感が胸に沁みました。
笑いの合間に、ふっと目頭が熱くなる瞬間…。
こういう“笑いと涙の同居”こそ落語の魅力だと、改めて感じました。
やっぱり寄席の距離感が恋しい
大ホールの独演会は、舞台も広く音響も良く、華やかです。
しかし、寄席のように噺家さんの息づかいが間近に感じられる空間には、また別の魔力があります。
客席と高座が近く、笑いが伝染するあの空気感——
やっぱり私は、寄席の距離感が好きだと再確認しました。
次は繁昌亭で
幸い、次の落語鑑賞はすぐに控えています。
25日、大阪天満繁昌亭の夜席。
今度は寄席ならではの密な空気の中で、笑いと人情の世界に浸ってこようと思います。
この日は、昼席で二葉ちゃんが喜楽館で話すのですが、チケットが手に入らなかったので、追っかけで当日夜席の繁盛亭へ
まとめ
今日の独演会は、二葉さんの持ち味である明るさと情感のバランスが光る三席でした。
大ホールの落語ももちろん魅力的ですが、落語の本領はやはり寄席にあり。
次の寄席が待ち遠しい——そんな余韻を胸に、高砂を後にしました。
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📌 豆知識:笑福亭仁智(しょうふくてい じんち)
- 所属:上方落語協会会長、笑福亭一門
- 作風:創作落語を得意とする現役上方落語家。軽快な語りとテンポの良いボケ・ツッコミで笑いを量産する。
🎯 代表作「目玉焼き」
- 関西人と東京人の生活・文化の違いを題材にした爆笑ネタ。
- 「しょうゆ派?ソース派?塩派?」という関西人の視点に東京人の反応を絡め、共感と笑いを引き出す。
✨ 魅力ポイント
- 古典落語のような“聴かせる深み”よりもテンポの速い笑いが中心。
- 関西人のツボを押さえた共感型の笑いで、「とにかく笑いたい!」という日にぴったり。
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