
長い闘いを続けてきた新型コロナウイルス。
「もう終わった話」と思いたいのですが、どうやらまだまだ引退する気はなさそうです。
コロナ株の歩みを振り返る
- 武漢株(2019年末):すべての始まり
- アルファ株(英国型):感染力が強まり、欧州で猛威
- デルタ株(インド型):重症化リスクが高く、日本でも医療逼迫を招いた
- オミクロン株:デルタより重症化は少ないが、圧倒的感染力で世界を覆った
そして現在はオミクロン株の“子や孫”が主役となっています。
今回の主役 ― ニンバス株(NB.1.8.1)
現在、世界的に報告が増えているのが オミクロン派生株「NB.1.8.1」。通称 「ニンバス株」 と呼ばれています。
アメリカや欧州だけでなく、日本でも散発的に確認されており、非常に感染力が強いのが特徴です。
また、インドでは「XFG株」、アメリカでは「LP.8.1株」が優勢になってきており、地域ごとに主流株が変わる“いたちごっこ”の様相を呈しています。
症状の特徴は、以前よりも のどの痛みが強い こと。
「のどに剃刀が入っているような痛み」と例えられるほどで、咳も長引きやすいとされています。
致死率はどうなのか? ― インフルエンザと比較
「もう風邪と同じでは?」という声もありますが、実際の数字を見てみましょう。
- オミクロン株の致死率:約 0.7%
- インフルエンザの致死率:おおよそ 0.01〜0.09%
つまり、インフルに比べるとコロナは 数倍から数十倍の致死率 を持っています。
特に 65歳以上の高齢者が全死亡者の95%を占める という点は、依然として深刻です。
ただし、若い世代では重症化リスクが低く、40歳未満ではむしろインフルのほうが死亡率が高いという研究もあります。
結局のところ「誰にとって脅威なのか」を考えて行動することが大切です。
夏場こそ気を抜かずに
暑いとついマスクを外したり、換気を後回しにしたりしてしまいます。
でも、ちょっとした工夫で夏でも対策は続けられます。
- エアコン+換気:窓を少し開けて空気を入れ替える
- のどを潤す:水分をこまめにとって粘膜を守る
- 体調が怪しいときは検査と休養:高齢者にうつさない配慮が大事
共存の時代へ
コロナはもう「消える」存在ではなく、「共に暮らす」存在になりつつあります。
共存とは放置ではなく、ちょっとした注意の積み重ね。
それが結局は、自分や大切な人を守る一番の近道になります。
今年の夏も、暑さ対策と同じくらい「コロナ対策」も意識して過ごしましょう。
のどの違和感や痛みを感じたら無理をせず、早めに行動を。