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【第2回】公共工事と民間工事の現実

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2026.01.19

―「2ヶ月の壁」をどう乗り越えるか―

公共工事の現場に入ると、最近は景色が変わってきています。

・社会保険に入っていないと入場できない
・CCUSの登録が当たり前
・偽装一人親方は排除される

一方で、民間工事の現場ではどうでしょうか。

「コストが厳しいから一人親方で」
「短期間だから請負で」

そんな声が、まだまだ聞こえてきます。

しかし令和8年4月以降、この“差”は許されなくなります。


■公共工事は「正しい姿」を先取りしている

公共工事ではすでに、

・労災特別加入
・国保・国民年金
・実態が労働者なら雇用契約

これがスタンダードになっています。

これは国が、

社会保険にも入れない働き方は、公共事業にふさわしくない

と明確に示しているということです。


■実務で悩む「2ヶ月の壁」

現場では必ずあります。

「ちょっと人手が足りない」
「この期間だけ応援が欲しい」

そんなときに有効なのが、はまちゃんが現役時代から実践してきた
一時雇用契約です。

・2ヶ月以内の短期雇用
・雇用保険のみ加入
・社会保険は適用除外

これならコストを抑えながら、法令も守れる。

一方で、最初から長期になると分かっているのに請負契約にする。
これが「偽装一人親方」の正体です。


■民間工事も、いよいよ逃げ道がなくなる

法改正後、民間工事でも一人親方に事故が起きれば、

・安全配慮義務違反
・労働安全衛生法違反
・損害賠償責任

これらを同時に負う可能性があります。

コスト削減のつもりが、会社の存続リスクになる。
それがこれからの時代です。


■正しい契約が、会社を守る

2ヶ月以内なら短期雇用。
長期なら社会保険に入れて正規雇用。

これが、会社を守る鉄則になります。

次回は最終回。
「一人親方」とどう向き合うべきか、その処方箋をまとめます。

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