
目次
~「高齢労働者安全健康計画」がないと通らない時代へ~
皆さん、こんにちは。
令和8年度のエイジフレンドリー補助金について、現場で見落とされがちな重要ポイントがあります。
それは
👉 「高齢労働者安全健康計画」の存在です。
結論から申し上げます。
👉 この計画は、実質的に必須条件になると考えてよいでしょう。
「必須と書いていないから大丈夫」
そう考えていると、今年は確実に通りません。
なぜそこまで言えるのか。
3つの視点から整理します。
① 法改正が「計画」を前提にしている
まず根拠となるのが、労働安全衛生法の改正です。
👉 第62条の2(高年齢労働者対策)
ここでは
- 安全の確保
- 健康の保持増進
について、事業者に対して努力義務が課されています。
■ ここで重要なポイント
「努力義務」と聞くと軽く見られがちですが、実務では違います。
👉 何をもって努力したと言えるのか?
これを説明する必要があります。
その答えが
👉 計画です
■ 計画がないと何が起きるか
- その場しのぎの対策になる
- 一貫性がない
- 改善の積み上げができない
つまり
👉 「やっているつもり」になる
これを防ぐために
👉 計画 → 実施 → 評価 → 改善
という流れが求められています。
② 補助金審査は「理由」だけでなく「将来」を見る
次に、補助金審査の視点です。
今年の特徴はこれです。
👉 「なぜ必要か」だけでは足りない
■ 従来の考え方
- 暑い → 冷却設備を入れる
- 危険 → 対策する
これで通っていました。
■ 令和8年度の考え方
👉 「その対策でどう改善していくのか」
ここまで問われます。
■ 計画が果たす役割
高齢労働者安全健康計画は
- 現状の課題
- リスク評価(RA)
- 対策内容
- 実施スケジュール
- 効果の確認方法
を一つにつなげます。
つまり
👉 「点」ではなく「線」で説明できる
■ 審査側から見たとき
計画があると
- 本気度が見える
- 継続性が見える
- 効果が期待できる
逆にない場合
👉 「単なる設備購入」に見える
ここが採択の分かれ目です。
③ 専門家総合対策コースの本質
今年の制度の中心となるのが
👉 専門家総合対策コース
です。
■ このコースの目的
単なる補助ではありません。
👉 継続的改善の仕組みづくり
です。
■ ここで重要なこと
専門家は何をするのか?
- 現場を診断する
- リスクを評価する
- 対策を提案する
これだけでは不十分です。
👉 「改善の道筋」を示すこと
ここまで求められます。
■ つまり
👉 計画がなければ成立しない
■ 計画がない場合のリスク
- 単発の対策で終わる
- 継続性がない
- 効果検証ができない
結果として
👉 不採択の可能性が高まる
まとめ
~「計画」があるかどうかで未来が変わる~
令和8年度のエイジフレンドリー補助金は
👉 安全を「設計する制度」
へと変わりました。
■ 重要ポイント
- 法改正が計画策定を前提としている
- 補助金審査は「将来の改善」まで見る
- 専門家コースは継続改善が前提
■ 結論
👉 高齢労働者安全健康計画は実質必須
最後に
現場ではよくこう言われます。
「とりあえず対策はしている」
しかしこれからは違います。
👉 「どう改善していくのか」まで示す時代
です。
そしてその中心にあるのが
👉 計画
です。
設備を入れる前に、まず考える。
その考えを、形にする。
これができた現場だけが、これから選ばれていきます。
濵口労働安全コンサルタント事務所では、『高齢労働者安全健康管理計画』について、いち早く取り組みフォーマットを作成しています。
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