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特別教育を実施しました!騒音作業の労働衛生教育始めます
先週末、顧問先主催の特別教育の講師を行って来ました。23名の方が出席され、テールゲートリフターの特別教育と研削砥石取替特別教育を実施しました。
テールゲートリフターは3回目になります。かなり浸透してきたのではと感じています。建設業の方々が対象なので、かご車(ロールボックスパレット)の説明などを行いながら、テキストに記載されている大西先生の論文をテキストには載っていない部分を深く解説しました。論文からの情報はエビデンスがしっかりしているので、近頃よく使わさせていただいています。
安全を科学するコンサルタントは、このように新しい論文を読み皆さんに伝えることから来ています。参加者の中に斫り作業が多い建設会社の職員の方が数名おられ、講義の中で騒音作業について少し話したところ、長年斫作業を続けてこられた職員の方は難聴気味だと話されていました。騒音性難聴の労災認定者数の50%以上は建設労働者であり、多くは特別健康診断を受診されていません。昨年、騒音についてのガイドラインが改訂され、騒音作業の労働衛生教育の実施が求められるようになりました。
濵口労働安全コンサルタント事務所では、令和6年2月の安全教育資料において騒音性難聴を取り上げ、衛生瓦版でも騒音性難聴についてお話ししています。今後、顧問先から随時「騒音作業の労働衛生教育」を実施して参ります。ご希望の方は、ご連絡お待ちしています。