

縁は異なもの味なもの——運転教育の専門家との出会いから感じたこと
先日、私のホームページをご覧になった方から連絡をいただき、一昨日お会いする機会があった。その方は車の運転教育を専門にされており、通信教育用の教材を作成されているという。拝見させていただいたところ、運転の基本を理論的に説明しつつ、実際の運転に役立つ技術を補完する内容になっており、非常に興味深かった。
特に印象に残ったのは、現在の運転教習所での教習方法が、実際の場面では役に立たないことが多いという指摘と、それを簡単な方法でカバーできる運転技術があるという話だった。しかも、それは「運動神経」には関係がないという。こうした視点は、私が安全コンサルタントとして現場の教育に携わる立場からしても、新鮮で学びが多かった。
異業種の話は刺激になる
昼食を交えながら3時間ほど話し込んだが、非常に楽しい時間だった。やはり異なる業種の方と話をすることは、大きな刺激になる。普段、私は建設や労働安全に関することばかり考えているが、安全というテーマは業種を問わず共通する部分が多い。運転教育も、いかに事故を防ぐかという視点で考えれば、安全管理と根底では繋がるものがある。
この出会いを通じて、改めて「もっと外に出て、さまざまな人と話をする機会を増やす必要がある」と感じた。新しい視点や考え方は、やはり人との交流から生まれるものだ。
つながる縁の不思議
興味深かったのは、この方が私にたどり着いた経緯だ。当初は富山での企業間マッチングで出会った安全コンサルタントの方から、「安全コンサルタントとの提携が良いのでは」とアドバイスを受け、私のホームページを見つけたという。しかし、話を掘り下げていくうちに、「もしかして、その安全コンサルタントは**金沢の建設系の●●さんでは?」」と尋ねると、まさにその通りだった。
よく知っているコンサルタントの方が、別の場所で別の方を通じて自分のもとへ繋がる——これには驚いた。「縁は異なもの味なもの」とはよく言ったものだ。こうした偶然のつながりが、新しい出会いや可能性を生むことを改めて実感した。
4月には再会の約束
この方は4月に大阪へ来られる予定とのことで、私と金沢のコンサルタントの3人で食事をすることになった。またどんな話ができるのか、今から楽しみである。今回のように、ふとした縁から新しい出会いや学びが生まれることがある。これからも、こうした機会を大切にし、視野を広げていきたい。