濵口労働安全コンサルタント

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四国八十八か所歩き遍路旅 最終回

 平成31年2月12日から歩き始め3月8日通し遍路最終日です。長尾寺前のあづまや旅館から最後のお遍路を始めます。天気も回復しとっても良い天気で、寒いくらいです。第88番大窪寺へは女体山を越える必要があり、山頂では昨日の雨でお遍路道も凍結していました。女体山の山頂近くでは下の写真のような岩場が待っています。鎖場にはなっていないので、這いつくばって進みます。女体山を越えるとあとはよく整備された遍路道をただただ下るのみです。

 長かった、お遍路旅もここで終わりです。毎日毎日30㎞前後の距離を歩き、いつの間にか足は勝手に前に出るお遍路の体になっていました。何か得るものはあったのか?そんなことはこれから分かる事かも通し遍路をやり切ったことは自信になります。
 大学院入学手続きの期限があり、途中、電車バス併用の通し遍路でしたが、800km以上は歩くことが出来ました。バスで回る遍路が主体になりつつあり、歩き遍路をする日本人は減少傾向ですが、海外の方は反対に増加傾向です。歩いてすべてを回るためには40日前後かかると言われています。

 お遍路には形はない、自分のできる形ですればよいと教わりました。お遍路に取り付かれたように回っている人も、区切り打ちで何回にも分けて回っている人、色々な人が色々な形でお遍路をされています。

 私も、次は区切り打ちで回ろうかなぁと・・・・考えています。

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