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「春のうららに潜む危険 ― 花見シーズンの“安全”心得」
桜が咲き誇る春は、心も弾む季節です。家族や職場の仲間と花見を楽しむ機会も多くなりますが、その一方で、思わぬ事故やトラブルが起きやすい時期でもあります。今回は、「花見に潜む危険」と「安全のためのポイント」について考えてみましょう。
【1. 足元注意 ― 転倒事故が多発】
公園や河川敷など、花見スポットの多くは舗装されていない場所や段差の多い場所です。特に夜桜見物では足元が見えにくく、転倒事故が多発します。
対策:
- 明るめのライトを持参する
- ハイヒールや革靴ではなく、歩きやすい靴を選ぶ
- シートの周囲に荷物を広げすぎない
- 酔っている状態で土手を登らない、転倒リスクが高い
【2. 飲酒による判断力の低下】
お酒が入ると気が緩みやすく、普段なら気をつけていることにも無頓着になりがちです。
例:
- 河川や池の近くでふざけて落水
- ベンチや土手から転落
対策: - 飲みすぎない。酔っている人には注意する
- 飲酒後の移動は複数人で
- 体調の変化に敏感になる(寒暖差も要注意)昼間和暖かくても夜には温度が下がります。
【3. 火気使用のリスク】
近年は花見での火気使用を禁止している場所が増えましたが、バーベキューなどを伴う場合は火災のリスクも。
対策:
- 火の使用は必ず許可された場所で
- 消火器や水を準備、あるところを確認
- 子どもや酔客を火に近づけない
- カセットコンロでは鉄板を使用しない
【4. 環境への配慮も“安全”の一部】
散らかったゴミは事故やけがの原因になるだけでなく、動物が誤飲するケースもあります。
対策:
- ゴミは持ち帰るか分別して捨てる
- 強風時には紙皿・カップが飛ばない工夫を
- 次に使う人のためにキレイにして帰る
- 使った前より綺麗に帰る
【結び:花を愛でる心=安全を思う心】
桜の美しさを楽しむためには、安心・安全な環境づくりが欠かせません。楽しい時間を過ごすためにも、少しの気配りと準備が、大きな事故を防ぎます。今年の花見は、安全意識も満開にしてみませんか?