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四国八十八か所歩き遍路旅 18
第七十五番札所善通寺では、朝のお勤めのあとに戒壇巡り、御影堂の地下に約100メートルの暗闇コースが造られていて、真~~っ暗の中、左手を壁にずーっとつけてそれだけを頼りに歩きます。その間、南無大師遍照金剛(宝号)とずーっと唱えていきます。 自分の左手も見えない真っ暗の中、右だか左だか分からなくなり真っ暗闇・・きっとこれが涅槃。。とか思いながら歩き続けると・・ほわ~っと明るいちょっとした空間にたどり着きます。ここが、この場所こそ、大師が生まれた奥殿の真下の場所です。いや、真面目なこと書くと、すごく良かったんです。大学時代数回回っていますが、40年振りの戒壇巡りはやはり新鮮です。たった100mって分かっていても、出口があるって分かっていても、暗闇は怖いし、後戻りしたくなります。でも、迷いながらも、一歩一歩ゆっくりでも自分の足で歩いて、立ち止まっていても光は見えない進んでいればきっと、その先に光はある!人生そのものかもです!!
本堂の前には願供養念珠という、大きな数珠が吊り下げられている。この大きな数珠をぐるぐると回すと、願い事が叶うらしい。数珠の大きな一粒一粒が、カタカタと落ちるのは、面白くて、自分が小さくなってしまったかのような不思議な感じがする。金倉寺は地元の人々から「おかるてんさん」の愛称で親しまれてきた金倉寺の訶利帝母(かりていも)さま。 鬼子母神(きしもじん)さまとも呼ばれ、子授けや安産、また子供や女性の守り神さまとして古くから信仰されています。