濵口労働安全コンサルタント

ブログBlog

こぼれ話:雪道と車間距離の大切さ

日本海側の若狭や舞鶴で仕事をしていた頃の話です。大雪ではありませんでしたが、雪の降る中、現場に向かう途中でヒヤリとする経験をしました。前の車がウインカーを出さずにコンビニに入ろうとした際、不用意にブレーキを踏んだ私の車が、雪道で180度回転。スピードが控えめだったことと、後ろの車も速度を落としていたおかげで、大事故には至りませんでしたが、車間距離を確保する重要性を改めて痛感しました。

雪道やアイスバーンでは、以下のポイントを守ることが安全運転の鍵となります。

  1. 車間距離を十分に確保する
     乾いた道路では問題なく止まれる距離でも、雪道ではその数倍の距離が必要になります。十分な車間距離を取ることで、急な状況変化にも対応できます。
  2. スピードを控える
     雪道では、ブレーキを踏むとタイヤがロックし、コントロールを失う危険があります。アクセルをゆっくり踏み、カーブや停止時はエンジンブレーキを活用しましょう。
  3. 予測運転を心がける
     前の車の動きをよく観察し、早めの判断を心がけることで、急ブレーキを避けることができます。また、周囲の状況に応じた対応を常に考えておくことが重要です。

雪に慣れていない環境では、特に注意が必要です。冬場の安全運転を徹底し、事故のリスクを最小限に抑えていきましょう。現場への道中も、無事故・無災害で過ごせるよう、慎重な運転を心がけてください。

お問い合わせはこちら
メール会員申し込みはこちら