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四国八十八か所歩き遍路旅 2
お遍路3日目、十一番札所藤井寺から十二番札所焼山寺への道は、『遍路ころがし』と言われる難所になります。お遍路道は整備され、階段状になっています。階段はコンクリート製の疑似木で作られ土の流出防止を兼ねたものです。江戸時代に作られた遍路道は石敷となっています。これも現代の疑似木同様に土の流出防止でした。
敷き詰められた石には、苔が付き滑りやすくなっています。
右に写真の長戸庵は休憩所として江戸時代から使われています。
【お遍路の基礎知識 その2】
●参拝方法
1.山門 門前で合掌し一礼し境内に入ります。
2.水屋 手と口を清めます。
清める手順
①左手を清める
②右手を清める
③左手に水を受け口を清めます
④ひしゃくの柄を清めます。
3.鐘楼 鐘を1回突く(大きく振らずに、軽く突く)※鐘は参拝後のは突かないこと
4.本堂 本堂前に置かれている納札箱に納札を入れます。※納札には、願事・氏名・年齢・住所を記入します。
5.本堂 燈明1本、線香(3本:過去-現在-未来を表します)をあげます。
6.本堂 お賽銭をあげ、納経します。※納経については詳細は後日
7.大師堂 本堂と同様に行います。
8.納経所 参拝が終わってから、納経所で御朱印をいただきます。