

「好きこそレジリエンスの源 〜その仕事、もう一度好きになってみませんか?〜」
濱口労働安全コンサルタント事務所のホームページは、現在リニューアル工事の真っ最中です。アクセスはあるのに、お問い合わせが少ない——その現状を変えるべく、見た目だけでなく中身も、しっかりと見直しています。
ブログ記事も、これまでにたくさん書いてきました。実は「書くこと」が大好きなんです。だから苦ではないし、もっと伝わる書き方を研究したり、他の人の記事を読んで学んだりもします。
まさに、「好きこそものの上手なれ」。好きなことは、自然と上手くなろうとするし、工夫も努力も惜しまなくなります。
■ レジリエンス(現場力)も、「好き」から生まれる
私は、レジリエンスという言葉をよく使います。
現場でトラブルが起きても、柔軟に対応する力。危険を予測し、仲間と声をかけ合いながら安全を守る力。それが、現場力=レジリエンスです。
でも、この力って、命令やマニュアルだけで育つものでしょうか?
私は、そうは思いません。
「好きだからこそ」なのです。
この作業、もっと安全にできないかな?
あのやり方、なんか違うんじゃないか?
自分なら、もっと上手くできる方法を考えてみよう。
——そんなふうに思うのは、その仕事に対して関心や愛着があるからです。
もし、心の中で「どうでもいい」と思っていたら、一歩踏み出すことはできません。
■ 仕事を始めた頃の気持ち、思い出してみてください
私たちは、最初は「ちょっと興味があった」から今の仕事に就いたはずです。
最初から全部わかっていた人なんていません。でも、やってみようと思ったから今がある。
その「興味の芽」を、もっと深く掘り進んでみてください。
新しい視点、新しい知識、新しいつながりが、そこにあります。
すると、だんだんと仕事が面白くなってくる。もっと知りたい、もっとできるようになりたい、と思えてくる。
それこそが、レジリエンスの土台になります。
■ 最後に、あなたへ伝えたいこと
どうか、もう一度思い出してみてください。
あなたが今の仕事に出会ったときのことを。
そして、できるなら「その仕事を好きになって」ください。
好きになった瞬間から、レジリエンスは自然と育ちはじめます。
好きこそ、ものの上手なれ。
そして、好きこそ、現場を守る力なれ。