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最強寒波下の舗装作業と安全管理の課題
一昨日の夜、電気配管工事が完了し、仮舗装されていた箇所の本復旧作業が実施されました。舗装作業のため、転圧にタイヤローラーが使用され、その際に水が撒かれました。しかし、夜間の冷え込みによってその水が凍結し、非常に危険な状態になっていました。
特に、作業箇所が交差点上だったため、左折車両にとってはブラックアイスバーンの状態となり、事故のリスクが極めて高い状況でした。このような寒冷期の舗装作業では、単に施工を終えるだけでなく、施工後の安全対策まで徹底する必要があります。
施工と安全管理の両面において求められる対応
- 水の散布制限と適切な処理: 気温が低下する時間帯の水撒きは凍結リスクを考慮し、最小限に抑える。
- 凍結防止策の実施: 必要に応じて、塩化カルシウムなどの凍結防止剤を散布する。
- 交通管理の徹底: 凍結の恐れがある場合は、警告表示を設置し、通行車両に注意を促す。
- 作業後の現場確認: 作業終了後も現場を巡回し、安全確保を確認した上で撤収する。
舗装作業は一度完了すれば良いというものではなく、その後の安全確保までが施工の一環です。最強寒波の影響を受けるこの時期においては、特に慎重な対応が求められます。
建設業界全体への提言
建設業界では、工程管理だけでなく安全管理を最優先に考えることが必要です。特に、気象条件が厳しい時期の作業では、安全確保のための事前準備や作業後のフォローを徹底することが不可欠です。
濵口労働安全コンサルタント事務所では、こうした現場の課題に向き合い、具体的な改善策を提案しています。建設現場の安全管理や労働環境の向上についてご相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。