濵口労働安全コンサルタント

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こぼれ話:鏡開きと安全意識の「運を開く」

1月11日には「鏡開き」が行われ、お供えしたお餅を分け合って食べることで、新しい年を元気に過ごせるとされています。この習慣はもともと武家の間で始まり、「切る」という言葉を避けて「運を開く」という縁起を担いだことから、木槌でお餅を割る風習が生まれました。

この「運を開く」という言葉、私たちの安全意識にも通じるものがあります。現場では、日々の小さな行動が安全の「運」を開く鍵になります。例えば、作業開始前の点検や危険予知活動(KY活動)も、見過ごしがちな危険を「開く」行為と言えるでしょう。

また、知らず知らずのうちに行っている作業や手順の意味を改めて理解することも重要です。なぜこの順序で作業するのか、なぜこの道具を使うのか――こうしたことを知ることで、作業の安全性が向上し、事故を防ぐことができます。

鏡開きが運を開く行事であるように、私たちも日々の業務で安全の「運」を開く意識を持ちましょう。今年一年、安全第一で頑張りましょう!

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