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こぼれ話:冬場の滑りやすい現場での安全対策
冬の朝、現場に敷かれた鉄板が凍りつき、まるでアイススケートリンクのようになっていることはありませんか?防滑性能のない靴でその上に足を踏み入れると、スルリと滑って転倒してしまう危険があります。お尻から落ちるだけならまだしも、大腿骨の骨折や手首の骨折など、重大なケガにつながる可能性もあるため注意が必要です。
たとえ防滑性能の高い靴を履いていても、完全に滑らないわけではありません。以下のポイントを押さえて、冬場の滑りやすい現場を安全に乗り越えましょう。
- 歩幅を小さく、一歩一歩慎重に
大股で歩くとバランスを崩しやすくなります。足元をしっかり確認しながら、小さな歩幅で歩くことが安全の第一歩です。 - 滑りやすい場所を特定し、対応する
鉄板や凍結している場所には砂や塩を撒く、または滑り止めのマットを敷くなど、現場全体で滑り止め対策を行いましょう。 - 防滑性能のある靴の着用
防滑性能が高い長靴やシューズを選びましょう。ただし、それでも完全に滑らないわけではないため、慎重に動くことが必要です。
冬場の転倒事故は、ちょっとした注意不足から起きることが多いです。気温が低く、作業効率が下がりがちな時期だからこそ、足元の安全を確保して、安心して作業できる環境を作り上げていきましょう。