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こぼれ話:北海道の雪道と油断による転倒
北海道旭川の北にある上川町。冬場には気温が氷点下20度にも下がる極寒の地で、雪に覆われた日々が続きます。このような環境で紋別自動車道の工事に従事していた際の体験談ですが、60kmの雪道を毎日通勤し、雪道を歩くことにも慣れてきたある日、思わぬ転倒事故が起きました。
少しの油断から足を滑らせ、宙を舞うような転倒をしてしまったのです。幸い大きなケガには至りませんでしたが、雪道での油断が大きな事故につながる可能性を実感しました。
この経験から学んだのは、慣れと油断が最も危険だということです。どんなに環境に慣れたとしても、以下の安全対策を徹底することが大切です。
- 滑り止めの装備を活用する
旭川の女性たちがハイヒールでも雪道を歩けるのは、靴底に滑り止めを貼っているためです。作業員も滑りにくい靴やスパイク付きのシューズを必ず着用し、足元の安全を確保しましょう。 - 油断を捨てる
「慣れた道だから大丈夫」という油断は事故の元です。一歩一歩慎重に足元を確認し、注意を怠らない姿勢を保ちましょう。 - 定期的に環境を見直す
雪道や凍結した箇所は時間帯や気温によって状況が変わります。朝と昼で異なる環境をしっかり把握し、必要に応じて対策を調整してください。
寒さの厳しい地域では、環境に順応する知恵と、油断しない心構えが安全を守ります。今年の冬も、足元に注意し、転倒事故を防いで安全な日々を過ごしましょう。