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安全優先の看板を掲示しつつ、毎週土曜日作業を行う工事現場とは・・・
2024年問題、大きく取り上げられていますが、「我関せず」と毎週土曜日、旗日と言われる祭日、昭和の現場が我が家の近くにあります。ここでもよく取り上げる現場です。
工程表を現場入口に掲げ、安全優先に工事を進めていますの文字があります。『安全優先』???「工程最優先」の間違いでは・・・「工程」のシールを作って貼ってあげたい気分です。昨日も顧問先で安全教育を行い、帰り道がら現場を見ていると、現場と反対側の関連工事で水道敷設工事現場の安全設備を見ている、元請け職員がいました。ヘルメットをかぶりあごひもは外して、ズボンのポケットに手を入れながら歩いています。その横を作業員らしい人がヘルメットをかぶりあごひもをキッチンと絞めて資材を持っていました。
現場担当者は、こんなんだけど、職人さんたちはしっかりしています。管理者がだめでも一線で働く人たちが安全を守っている現場もあるんだと感じました。この辺りではかなり大きな現場で協力会社も長期間一つの現場で職人を入れることが出来るため、ある程度(土曜作業)は仕方なしになっているのかもですね。コンクリートも土曜に多く打設しています。これも数量メリットかもですね。
2024年問題は、建設業、運送業、医療現場にたたきつけられた踏み絵のようなものです。変わらなければ、業界自体の生死にかかわる踏み絵です。公共工事は発注段階から土曜日は休みですが、いまだにこのような一般建築においては守るつもりがないのか・・・でもキャリアアップシステム導入しています。来年の6月まで作業は続きます。どうなるのか見ていきます。