濵口労働安全コンサルタント

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安全教育「コミュニケーション」でびっくり!!

 安全教育の一環として「コミュニケーション」についてゲーム形式でのワークショップを開催しました。2つゲームを実施しました。一つ目は「コンセンサスゲーム」二つ目が「ペーパータワー」です。びっくりしたのが「ペーパータワー」です。独創的、革新的なタワーが乱立しました。

 「ペーパータワー」ゲームは、グループでいかに高くタワーを作るかという単純明快なゲームです。意見を出し合い、役割分担し制限時間の中でタワーを作ります。タワーの材料はA4版のコピー用紙が30枚と加工用のハサミが1本だけです。セロハンテープも糊もありません。

 今まで数回はこのゲームを行っていますが、支柱を三角、四角、丸で切り鍵を入れて固定するパターンがほとんどでした。今回の受講生は全員が鳶工という職人さんだけでしたが、今までにない発想力、独創的で革新的なタワーの数々でした。

 多くのタワーは柱を作るのですが、そのグループは壁を築きました。A4用紙を四つ折りにし八角形の半分を2枚作り少し話して壁として積み重ねました。柱以上に床が安定し積み重ねることが容易に出来ています。発想の点検です。

 他のグループでは、橋の固定方法に切り目を入れて折り曲げる方法で三角支柱を作るグループや、丸柱の端を重ねて折り曲げることで芯を作るグループなど豊かな発想力で、2m以上迄組み上げるグループが続出しました。ほめるしかないワークショップになりました。

 グループは同じ会社にならないようにシャッフルしたグループをあらかじめ作り、最初に自己紹介時間を各自1分、自己紹介の時には紹介者をその他の人たちはずーっと見つめることを求めました。ただそれだけです。皆が意見を出し合い、方針を決め、その方針に従いタワーを高く高く積み上げました。1回目の後に10分の作戦タイムを設け、2回目からはタワーの最頂部の3本はA4用紙縦使いにし高さを稼ぐグループが多く2m超えにつながりました。

 とっても楽しいワークショップが開催できました。

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