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　安全顧問として安全パトロール、安全教育を主体に行っている会社の安全大会が開催され安全についてお話をしてきました。毎年4月、7月、10月の3回講演を行うので、色々話を変えながら行っています。安全コンサルタントだからっと言って、お堅い話ばかりではありません。特に私の場合は、退職後大阪大学大学院で学んだ心理学の要素を取り入れつつ、論文からエビデンスがはっきりした話をするようにしています。

　私はこのように思う主観的な話ではなく、客観的なデータをもとにしで話すことを心がけています。心理的安全性についてお話しする機会が多くなっていますが、九州大学大学院山口先生の書かれている論文から、心理的安全性を個人の要素のように話されている方が多く見かけますが、心理的安全性はチーム、グループの要素となります。ここを間違えると心理的安全性自体の話が違う方向へ向かってしまいます。心理的安全性という言葉を紹介したエドモンドソン教授の著書をしっかり読むこと、論文を読むことから心理的安全性を学ぶ、そしてそれを元にして講演、教育を行っています。

　安全を科学するコンサルタント、その科学が心理学になります。しっかりと学びそれを安全に応用するコンサルタントを目指しています。